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たぶんやるよ
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繁忙期が終わらない……
だらだらと忙しい日々が続いてます。
書いてないわけではないですが……まだまだ載せられない。
考えることばかりで頭がパンクしそうです。
私は全身パンクですよ。
いいえ、ヲタクですよ。

忙しいなあ、ちくしょう。


 むかしむかしのおはなし。
 
 まずは闇があった。
 闇は丸い世界を作った。
 抱きしめた世界に涙が溢れて海になった。
 こぼれた雫は命になった。
 闇から生まれた命は次々と命を増やしていった。
 やがて陸地に緑が芽吹いた。
 獣が生まれ、独自の進化を遂げて行く。
 言葉を知る生物が生まれたのは進化の最後。
 よく似た風貌の生物を彼らはヒトと名づけた。
 彼らが過ごしやすいように世界を調整する。


 しかし彼らは欲した。
 力を、大地を、この世界を。


 呆れて去っていく生命の中で一人だけ。
 燃えるような炎の眼差しを持った女だけが残った。
 女は恩恵を与え続けた。
 少しでも安らかであるように。
 しかし悲劇は止まらない。
 この世界で一番の国は女を捕えた。

 高笑いの中で女は晒された。

「我らが祖国にだけ恩恵を与えればいいのだ。
 やがてすべての国が我らのものとなるのだから」

 女は怒り狂った。
 身勝手なヒトに。
 生命を捨てるヒトに。
 同じ闇から生まれたというのに。
 何も知らぬ赤子をはじめて疎ましく思った。

「お前たちのような冷たき心の人間は、その心の如き氷の大地で永遠に怯えるがいい」

 そして世界一の国は冷たく寒い国へと姿を変える。
 それでも彼らは侵略をやめようとはしなかった。
 高笑いの中で惨劇が起きる。

「我らは女神に愛されている。
 平等の女神が我らにだけ贈り物をしたのだからな」

 なにもとまらない。
 なにもかわらない。

 闇は少しだけ悲しそうに世界を抱きしめた。
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