たぶんやるよ
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ようやく体が回復に向かい始めました。
まだまだ咳き込んだりしてますが、かるーくお仕事ライフでも落ち着きましたよっと。
まあ体調不良の原因が……
八割がたストレス。
繊細なハートの持ち主なの。
とかポーズ付けて手もやってることは仁王立ちしてドスきかせた声で「うっふーん」
わりと余裕です。
仕事も少しだけ落ち着いて、心の方も少しは落ち着いて。
後は少しずつ片付けるだけです。
一時はサイト閉めて、樹海に行こうとも思いましたが持ち直して万々歳です。
決めたよ。
とねりこは名前を変える。
「リリー・オーガストリヴァー」に。
まあ、思い着いただけですけど。
株式会社ウェストと有限会社オーガストリヴァーって話で盛り上がったことがあるのです。
ウェストはかっこいいけど、オーガストリヴァーは下着メーカーっぽいって。
どうも。下着メーカーのとねりこです。
アルトネリコだとゲームですね。
私はマナケミア派です。
そしてラストに。
ペルソナ4にハマってます。
エヴリディ・ヤングライフ・ジュネス。
まだまだ咳き込んだりしてますが、かるーくお仕事ライフでも落ち着きましたよっと。
まあ体調不良の原因が……
八割がたストレス。
繊細なハートの持ち主なの。
とかポーズ付けて手もやってることは仁王立ちしてドスきかせた声で「うっふーん」
わりと余裕です。
仕事も少しだけ落ち着いて、心の方も少しは落ち着いて。
後は少しずつ片付けるだけです。
一時はサイト閉めて、樹海に行こうとも思いましたが持ち直して万々歳です。
決めたよ。
とねりこは名前を変える。
「リリー・オーガストリヴァー」に。
まあ、思い着いただけですけど。
株式会社ウェストと有限会社オーガストリヴァーって話で盛り上がったことがあるのです。
ウェストはかっこいいけど、オーガストリヴァーは下着メーカーっぽいって。
どうも。下着メーカーのとねりこです。
アルトネリコだとゲームですね。
私はマナケミア派です。
そしてラストに。
ペルソナ4にハマってます。
エヴリディ・ヤングライフ・ジュネス。
少女は大鎌を携えて道を往く。
身を守ってはくれるが決して手伝ってはくれない無機物は、今日も今日とて保護者の如く傍を歩いていた。感情の有無が分からない横顔には、薄くなった傷跡が一つと人間と寸分たがわぬパーツがある。
「先ほどの戦いは危なっかしいな。あんな戦い方をしてたらすぐに負傷してしまう。
分かっているのか? アンフィニ」
「分かってるって。
私も頑張ってるんだから……もう」
唇を尖らせて上目遣いに大鎌――今は人間と同じ姿をした無機物を見る。可愛い素振りをしてもこの無機物は何の反応も見せないことは分かりきっているも、他の大人みたいに甘やかしてくれればと希望を込めていることは間違いない。
「某はお前を心配しているのだ」
真剣にも見える双眸は感情があるのかないのか分からない。
それでもこの無機物を昔から知る人は、ずいぶんとヒトらしくなったと言う。
赤い双眸と銀の髪。昔はもう少し女の子のような姿をしていたらしいが、今の姿しか知らないアンフィニにとっては、銀髪に赤目のイケメンにしか見えない。
もっとも、本人に性別がないのは本当のことらしく、それどころか人間的な要素が何一つないことも知っている。食事は必要なく、生理現象的なこともない。もちろん呼吸だっているのか怪しい。
まさに無機物な彼――とりあえず今の姿からして彼――は、アンフィニの頭に手を置き、
「お前に何かあったら母上が悲しむだろう。
某は誓ったのだ、お前を守ると。某を創り出したお前の母上と」
声を低くして呟いた。
「……知ってる。
母様があなたに私を守ってって言ったことも、父様があなたに私を託したことも。
気ままな私の一人旅にあなたがついてきたのはそういうことでしょう?」
目を伏せ、二人の姿を思い浮かべる。
母親はずいぶん前に命を落としたが、その分の愛情は父親から注がれたと思う。それにあの場所には血が繋がっていなくても家族と呼んでくれる王様もいた。寂しいと感じたことはないに等しかった。
「……某は……」
手を隠すほどに袖が長い。
昔はツインテールの髪が刃を表していたらしいが、今はこの両袖が鎌部分を表しているそうだ。確かに衣服にしては切れ味がよさそうな色艶をしすぎている。
現にこれを使って山賊を退治した姿も見たことがある。
奇妙な光景だった。
こんなのと四六時中一緒にいた母親は相当な変わり者だったのだろう。
「某がここに有るのはお前の母上のおかげだ。
だから某は誓う。壊れるまで、お前を守ると。お前だけじゃない、お前の子も孫も、ずっとずっと守り続ける。
それが某と主の永遠なのだ」
浮かぶ笑顔。
これは知っている。
まだ赤子だったアンフィニを囲んで描かれた肖像画にあったものと同じ。
母親と父親とこの無機物と。
そして王様と王妃様と殿下。たくさんのひとに囲まれていた。
別れ間際の母は言った。
この名前は永遠なのだと。ずっと続いていくから幸せになれる、ずっと見守ってる。ずっと守っくれるから、いつかみんなを守ってと。
「……永遠……」
この国の言葉で永遠は――
「母様は歴戦の猛者って聞くけど、凄くロマンティストね」
微笑む無機物が一歩を踏み出した。
「娘の名前にわざわざ永遠なんてつけるなんて!」
「愛ゆえに。
某はアンフィニの名前はいいと思うぞ。さすが主と思ったものだ」
並んで歩き出す。
行き先は決まっていない旅路。
見つけたいものがあるからと城を飛び出したあの日。
「父様も言ってた。
ほんとにみんな母様のことが好きなんだから」
「当然だ。
主はあの国になくてはならない方だからな。
それに、みんなアンフィニのことも好きだぞ。お前はあの国の永遠だからな」
青空の下。
もうすぐ海を渡る。
笑う無機物はまぶしく、きっとこれは太陽の光を反射しているのだと思った。
いつか見つけられるかな。
まだ遠い夜に思う。
母親つ大鎌のような間柄の相棒が見つかるかな。
身を守ってはくれるが決して手伝ってはくれない無機物は、今日も今日とて保護者の如く傍を歩いていた。感情の有無が分からない横顔には、薄くなった傷跡が一つと人間と寸分たがわぬパーツがある。
「先ほどの戦いは危なっかしいな。あんな戦い方をしてたらすぐに負傷してしまう。
分かっているのか? アンフィニ」
「分かってるって。
私も頑張ってるんだから……もう」
唇を尖らせて上目遣いに大鎌――今は人間と同じ姿をした無機物を見る。可愛い素振りをしてもこの無機物は何の反応も見せないことは分かりきっているも、他の大人みたいに甘やかしてくれればと希望を込めていることは間違いない。
「某はお前を心配しているのだ」
真剣にも見える双眸は感情があるのかないのか分からない。
それでもこの無機物を昔から知る人は、ずいぶんとヒトらしくなったと言う。
赤い双眸と銀の髪。昔はもう少し女の子のような姿をしていたらしいが、今の姿しか知らないアンフィニにとっては、銀髪に赤目のイケメンにしか見えない。
もっとも、本人に性別がないのは本当のことらしく、それどころか人間的な要素が何一つないことも知っている。食事は必要なく、生理現象的なこともない。もちろん呼吸だっているのか怪しい。
まさに無機物な彼――とりあえず今の姿からして彼――は、アンフィニの頭に手を置き、
「お前に何かあったら母上が悲しむだろう。
某は誓ったのだ、お前を守ると。某を創り出したお前の母上と」
声を低くして呟いた。
「……知ってる。
母様があなたに私を守ってって言ったことも、父様があなたに私を託したことも。
気ままな私の一人旅にあなたがついてきたのはそういうことでしょう?」
目を伏せ、二人の姿を思い浮かべる。
母親はずいぶん前に命を落としたが、その分の愛情は父親から注がれたと思う。それにあの場所には血が繋がっていなくても家族と呼んでくれる王様もいた。寂しいと感じたことはないに等しかった。
「……某は……」
手を隠すほどに袖が長い。
昔はツインテールの髪が刃を表していたらしいが、今はこの両袖が鎌部分を表しているそうだ。確かに衣服にしては切れ味がよさそうな色艶をしすぎている。
現にこれを使って山賊を退治した姿も見たことがある。
奇妙な光景だった。
こんなのと四六時中一緒にいた母親は相当な変わり者だったのだろう。
「某がここに有るのはお前の母上のおかげだ。
だから某は誓う。壊れるまで、お前を守ると。お前だけじゃない、お前の子も孫も、ずっとずっと守り続ける。
それが某と主の永遠なのだ」
浮かぶ笑顔。
これは知っている。
まだ赤子だったアンフィニを囲んで描かれた肖像画にあったものと同じ。
母親と父親とこの無機物と。
そして王様と王妃様と殿下。たくさんのひとに囲まれていた。
別れ間際の母は言った。
この名前は永遠なのだと。ずっと続いていくから幸せになれる、ずっと見守ってる。ずっと守っくれるから、いつかみんなを守ってと。
「……永遠……」
この国の言葉で永遠は――
「母様は歴戦の猛者って聞くけど、凄くロマンティストね」
微笑む無機物が一歩を踏み出した。
「娘の名前にわざわざ永遠なんてつけるなんて!」
「愛ゆえに。
某はアンフィニの名前はいいと思うぞ。さすが主と思ったものだ」
並んで歩き出す。
行き先は決まっていない旅路。
見つけたいものがあるからと城を飛び出したあの日。
「父様も言ってた。
ほんとにみんな母様のことが好きなんだから」
「当然だ。
主はあの国になくてはならない方だからな。
それに、みんなアンフィニのことも好きだぞ。お前はあの国の永遠だからな」
青空の下。
もうすぐ海を渡る。
笑う無機物はまぶしく、きっとこれは太陽の光を反射しているのだと思った。
いつか見つけられるかな。
まだ遠い夜に思う。
母親つ大鎌のような間柄の相棒が見つかるかな。
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